身体に影響を及ぼす体内毒素
毒素にも色々な物がありますが、大まかに言うと「物質的な毒素」と「精神的な毒素」の、２つに分けられます。
どちらも、肉体および精神の両方を侵食し、人体機能の運営に影を落します。
物質的な毒素
すぐに思い浮かぶものとしては、化学物質、化学添加物、農薬、発癌物質など、明らかに「体とっての害毒」と認識出るものです。
その他、普通に摂っている程度には問題ないような飲食物も、過度に摂取し過ぎれば、当然、体の負担になります。 水でさえ、取り過ぎれば害になります。 いわゆる東洋医学で言う「水毒」というものです。
精神的な毒素
精神的なもの、と言うと「ストレス」という言葉が、すぐに思い浮かぶと思います。
ただ、かなりザックリした表現でもあります。
実はストレスとは、考え方１つで、プラスにもマイナスにもなり得るものだからです。
例えば、1つのストレスに対して、それを「いやだ」「つらい」「逃げたい」と言う感情に支配されれば、マイナス要素になります。逆に、これを、自身が向上する為に必要な「超えるべき試練」「経験値の向上」として捉えられ れば、プラスに働きます。
一般的には、原因を認識できるものが多く、それゆえ、環境を変えることにより、自分自身で克服することが可能な要因でもあります。
対して、問題となるのは、自身では認識出来ていない領域のものです。深く心身に影響を落としている負のエネルギー体の事です。
もう１つの毒素
また、より明確に認識しづらい毒素があります。滞った“気”の流れがそうです。これは、先に挙げた、物質的毒素や精神的毒素に連動して、生じ易い毒素の種類です。
気功は、この「滞った気」の流れをスムーズにすることに焦点を置いている施術です。気功の施術を受けると、体の機能が回復し毒素の排出機能が向上します。
身体は自浄機能を一気に稼働し、それによる急な改善の反動が、一過性の症状となって表れることがあります。いわゆる「好転反応」です。
当然、蓄積されていた毒素の量が多ければ多いほど、その反動は大きく驚かれる方もいらっしゃいますが、毒素が出切ってしまえば自然にそれは消えてなくなります。
好転反応
施術を受けて頂くと、心身は、本来あるべき最適な状態へ“立て直し”を始めます。
体質を練り直す過程で、心身は様々な反応を起こす場合があります。それがいわゆる、好転反応です。
例えば、体内毒素の排出促進の際、気毒が周りの筋肉を硬直させながら通過することがあります。それが「筋肉や経絡上の痛み」であったりします。
また、精神上の問題解消による「精神バランスの一時的な乱れ」であったり、骨格の歪みの修復に伴う「痛みや違和感」として、感じられる事もあります。
それらは全て、改善の過程で一時的に、心身のバランスが乱れることによって起こる、自然治癒反応の１つ１つです。
ただし、あくまでも改善の証ですので、好不調の波はありながらも、より高い体質改善の方向に、上昇の曲線を描いてゆきます。そして改善がなされれば、やがては、その反応も自然に消失してゆきます。
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